薬剤師が転職先を選ぶ際のポイント
薬剤師は転職する人の多い職業です。
求人数が多く、他職種に比べて転職が簡単であるのも一つの理由かもしれません。
しかし再就職が簡単であるゆえに、安易な転職をしてしまって後悔している人の話を聞くことも一度や二度ではないでしょう。
転職は人生の大きな決断であり岐路であり、今後の薬剤師人生を大きく左右するものです。
転職を決意し、いざ転職先を選ぶときポイントとなる点はどんなことでしょうか。
優先順位をどこに置くか
転職を決意した理由は人によってさまざまだと思いますが、転職活動をしているうちにあれもこれもとその根本がぶれてくるのはしばしば起こることです。
それは仕方のないことでもあります。
就職活動がまったく初めてでないとはいえ、新卒時の活動とはいろいろ異なる点が多くあるからです。
多くの方が驚かれるのは、新卒時と違ってこんなに条件がいいの?新卒時と違ってこんなに多くの会社から求められるの?と、特に業界を変えずに転職する際には想像以上に良い条件の求人が多数あり、実際に望めば転職できてしまう点です。
希望の条件とは少し違うけれど、いままでにないような高収入・好待遇の案件であったり、希望の仕事とは少し違ったけれど先方から熱心に誘われたりすれば、気持ちも揺らぐものです。
そんな自分の希望とは少し異なるけれど心引かれる会社を含め、複数の会社から内定を受けた時は大いに悩むことでしょう。
そんな時は、そもそも自分が転職を決意した理由は何だったのか?そこに立ち返ってみてください。
そして、自分にとって一番譲れないもの、優先順位をつけたときに一番にくるものが何なのか、そこがわかれば納得して一つを選べるでしょう。
それでも悩む場合は
問題は譲れないもの、優先順位が一番のものが二つ以上ある場合です。
するとこちらの会社はこの点が良く、あちらの会社はこの点が良いと、どれも一長一短あって決められなくなるのです。
たとえ一番大事なものが複数あっても、その根本は同じ、ひとつであることが多いのです。
そのひとつは何なのかもう一度よく考えてみると、どの会社が一番自分の希望に合っているのか答えが出せるはずです。
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