子どもの世話と両立したい
どんな職業でも、社会に出て働く女性にとって、子どもの世話との両立というのは大きな課題ですよね。
薬剤師さんの中にも、「独身時代の薬剤師の仕事はとても充実していて、産後も当然すぐに正社員で復帰するつもりでいたけれど、実際に子供を育ててみるとそのかけがえのない存在の重さに気がつき、できるだけ自分で面倒をみたい」と考えるようになったという方は多いです。
ですから、薬剤師でも産休や育児のために退職し、少し手が離れた30代、40代になって復帰する方はたくさんいます。
フルタイムかパート勤務か
こんなふうに考える方が多いかもしれません。
「志を持って薬剤師になったのだから仕事は続けたい。ブランクもあまり長くはおきたくない。けれど、子育てはしっかりしたいので時間的に縛られたくない。」
もちろん、フルタイム勤務をしながら育児と両立している方もいらっしゃいますが、自分なりもバランスを考えてパートや派遣を選ぶ方もこの年代では増えてきます。
幸い、薬剤師のパートの募集は大変多いですので、午前中だけ働きたい、扶養の範囲で働きたい、子供を見てもらえる土曜日だけ働きたい、といった細かい希望も出しやすいのです。
職場選びのポイント
子供が小学校低学年やもっと小さいうちは、何かと突発的に病気をしたり、園や学校の行事で平日に動かなくてはいけないことも多いので、シフトの融通をきかせてくれる職場がいいでしょう。
パートでも休みにくい職場はたくさんありますので、面接時にはよく確認しておきましょう。
転職支援サービスを使うのならば、近隣にチェーンの店舗があり他店舗から人が来てくれる、エリアマネージャーが入ってくれる、といったように突然の休みでもカバーできる体制の整っている職場を探してもらいましょう。
家から近い、という点も大きなポイントになります。
病気などで子供の学校から呼び出されてもすぐに向かえますし、ただでさえ大変な子育てと仕事の両立の生活の中で、通勤時間を取られるとますます余裕がなくなります。
ですから、家から近いほうが間違いなく長続きします。
子供が小さいという理由で不採用になるケースも少なくないですが、うちにもたくさん小さい子を持つ薬剤師が在籍しています、と全然問題にしない会社もたくさんあります。
面接に行ったらたまたま前者で断られても、気にしないで次へ行きましょう。前者の会社にもし入れても、きっと働きにくかったはずですから。
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