常勤と非常勤の違い

常勤と非常勤の違い

薬剤師の求人広告にはよく、薬剤師(常勤・非常勤)募集、と出ているものがあります。また、職場の説明で薬剤師(常勤4名・非常勤3名)と記してあるものがありますね。

 

この場合の「常勤」「非常勤」の違いって何でしょう?

 

常勤イコール正社員ではない?

 

一般には、「常勤」は正社員のことで、正社員以外のパート派遣などが「非常勤」である、と考えられていることが多いのではないでしょうか。

 

正確には、「常勤」とは、勤務先で定められた所定の労働時間を満たして勤務することを指します。

 

所定の労働時間についてはその勤務先の就業規則で定められていますが、一番多いパターンは1日8時間×週5日の週40時間勤務という形でしょう。

 

個人病院の門前薬局だと、病院の開院時間にあわせて、木・土曜日は4時間、月・火・水・金曜日は8時間の週40時間、なんていうケースもよくありますね。

 

つまり、正社員であるとかアルバイトであるとか、社会保険や雇用保険の加入の有無などはまったく関係なく、働く時間が所定の労働条件に合致してさえいれば「常勤」なのです。

 

ですので、「常勤=正社員」とは限らないという点に注意してください。

 

 

正社員(正職員)とは、正規雇用で企業に雇用された人のことです。正規雇用とは、常勤で従業する期間を定めない雇用です。

 

ですから、正社員で働こうと考えて求人広告を見るときは、その広告の「常勤」が意味するところに注意してください。

 

長期的に安定して働きたい、やっぱり福利厚生も違うし、正社員として就職したい!とお考えなら、「常勤」ではなく「正社員」としての求人を探しましょう。

 

非常勤の薬剤師として働く

 

いろいろと言葉の使われ方の違いはありますが、いわゆるパートという働き方は、非常勤とほぼイコールで扱われます。

 

つまり、非常勤の求人という場合、いわゆるパートタイムで、週3日とか、週5日×1日4時間とか、所定の労働時間を満たさずに働く形態になります。

 

子育て中の主婦の場合など、こうしたパートという形態で働きたいというニーズも多いでしょう。

 

そうした場合も、今では、薬剤師の転職支援(人材紹介)サービスを利用して勤務先を探すという方法がかなり一般的になっています。

 

薬剤師専門の転職支援サービスを行なっている会社であれば、薬剤師の仕事や職場について熟知しているので、安心して何でも相談できます。

 

パートや非常勤の求人に強い転職サービスの会社もありますので、そうした会社に登録し、求人情報を集めてみることをお勧めします。

 

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