派遣の薬剤師
薬剤師の派遣が可能になったのは2000年のことですが、10年をとうに過ぎる月日が流れました。医療職に派遣がいなかったのは今や昔で、すっかり薬剤師の派遣も定着しています。
もともとパートでも「売り手市場」と言われている薬剤師ですが、なにゆえ派遣を選ぶのでしょうか?
社員として働いていた時分、同じ薬局で働くパートさんも派遣さんも、社員の目から見たらほとんど変わらないものに映っていましたが、いざ自分が働き方を選ぶ時になって、やっとパートと派遣はだいぶ違うものだとわかりました(汗)…
派遣とパートの違い
簡単に言うと、パートはその会社に雇われるものですが、派遣は派遣会社が雇用主となります。
よって、社会保障や福利厚生は派遣会社が行います。派遣会社は大会社であることが多く、それまでの小さな薬局のささやかな福利厚生と比べて驚くこともありました。
薬局という場所は、常勤も非常勤も同じ業務をすることが多いので、なかなかパートと派遣の違いに気づきにくいのですが、何より違うのは派遣は文字通り『即戦力』として求められた、ということです。
それを如実に物語るのが、時給の額です。
同じ薬局で同じ勤務条件で募集するとなると、派遣のほうがパートより300〜500円ほど時給が高いことが一般的です。このため、派遣会社は研修に力を入れています。
派遣会社の研修の内容
独自の教育システムを施したり、e-ラーニングを提供したり、研修用薬局を持つところまであります。
派遣としてのキャリアに少し不安がある薬剤師も、薬剤師としてのスキルをより高めたい薬剤師にも、どんどんステップアップして派遣先の要求に応えられる薬剤師になってもらうためです。
派遣で働く場合、期間が決まっています。そのため、いろいろな職場を経験することになりますが、この点もまた薬剤師としての幅を広げるのに大いに役に立ちます。
このような点に魅力を感じる薬剤師は、パートより派遣を選ぶのです。
派遣会社も数多くありますから、自分にとって魅力の多い派遣会社を選ぶには、転職支援サービスを利用して相談しながらやっていくのが一番です。
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