薬局への転職の方法

薬局への転職の方法

調剤薬局へ転職する方法としては、代表的なものは大きく分けて3つあります。

 

それ以外に、人のつてをたどって個人薬局に転職するというようなことも可能性はありますが、それは例外とします。

 

ハローワークを利用する

 

1つ目は公共職業安定所(ハローワーク)を通して仕事を探す方法です。

 

薬局側の視点では、コストがあまりかからず、多くの人の目に触れることから、はじめにハローワークに薬剤師の求人を出す場合が多いです。

 

地域のハローワークで探すこともできますが、インターネットサービスを使えば全国の求人情報を閲覧することもできます。

 

手軽に利用できるハローワークですが、担当者は「薬剤師」における転職のプロではないということ、また給与・待遇などの交渉は自分で行わないといけない点に留意しなければなりません。

 

MSやMRに紹介してもらう方法

 

2つ目は医薬品卸の営業(MS)や製薬企業の担当者(MR)を通して仕事を紹介してもらう方法です。

 

MSさんやMRさんは転職のプロというわけではありませんが、毎日多くの薬局に出入りしています。

 

そのため薬剤師の欠員情報に詳しく、その薬局の雰囲気や薬剤師や事務スタッフの人柄なども把握されています。

 

個人薬局の経営者が求人を出す場合に、先にMSやMRに求職中の薬剤師を知らないかを尋ねることも多いです。

 

そのため、思わぬ好条件の求人が出てくる場合もあります。

 

ただし、この場合も給与などの交渉は自分で行う必要があります。

 

また、紹介してもらえる先はMSやMRの担当地域内に限られますし、紹介数も圧倒的に少ないというデメリットがあります。

 

薬剤師の人材紹介会社を利用する

 

3つ目は薬剤師の人材紹介会社(転職支援サービス)を通して仕事を探す方法です。

 

人材紹介会社にはm3.com(薬キャリ)やリクナビ薬剤師などの大手や小さな会社も含めて数十社存在しています。

 

会社によっては数万件規模で全国の求人を扱っています。

 

そのため多くの薬剤師が人材紹介会社に登録しており、薬剤師の転職の主な仲介先となっています。

 

人材紹介会社に登録すると、担当者が給与や待遇、地域やキャリアプランなどの希望を考慮して職場を紹介してくれますし、様々な相談に乗ってくれます。

 

また、給与・待遇交渉においても間に入ってくれます。

 

就職が決まるとお祝い金を出してくれる場合もあります。

 

現職が忙しくて求職活動をする時間が無い人や、面倒な交渉はやりたくないという人にはお勧めのシステムです。

 

まとめると、転職の方法にはいくつかありますが、人材紹介会社を利用するのが手間がかからず安心であると言えます。

 

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